@min_kotoni で、たまに小咄をつぶやいています。
ジオコン3、4
【百合注意】
「ハヅキはエステロミア出身じゃないけど、ハヅキの国のひとはキスするの?」「…え」ハヅキは突飛な問いに困惑してティティスを見上げる。「エルフはキスするよ?ねえ、ハヅキ、キスしよ?」「ええと、」「キスって好きなひととするものでしょ。私、ハヅキ大好きだもん」
オプモン
幼女は私を玩具の汽車に投げつけた。汽車は衝撃で粉々になり、破片は私に突き刺さる。痛がる私の様子などお構いなしに、幼女は再び私を投げ、また別の玩具が壊れた。やがて部屋中の玩具を破壊しつくすと、幼女は満足げに笑った。
羽毛球するカーバンクル
私は体長25センチメートルの、単一の目的のため存在する生物に過ぎない。表情を変化する機能すら、私には無い。侮るな、神速で飛ぶ羽に震えるが良い。
ジャンプヒーロー外伝3外伝
ずっと、君を待ってた。地上を離れ、空を昇り、雲を超えて、君はここまで来た。君が手渡してくれたりんご、りんごから伝わる思い。こぼれる涙、繋いだ手。安心していいんだね、ずっと一緒にいてくれるんだね。
俺とLOGIN
憧れの体験入社だった。しかし、部屋に入って、落胆した。コンビニ弁当の空き容器、折れたり破れたりしている書類の塔、疲れた顔で着席している人々。実情はともかく、取り繕うつもりすらないらしい。職員たちはふらふらとまばらに出入りしている。僕は電話番をやらされるらしい。「はい、こちら……です」なんてダルい空気だろう。呼吸するたびに悪いものが体に取り込まれていく。今日一日この部屋で過ごすことを思うと、電話応対の声も暗くなる。
さる山天国2
動物園の猿って餌に群がるものじゃなかったのか。戯れに買って柵の中に投げ入れた餌は、見向きもされなかった。損した気分になる。隣で騒ぐ幼児らの高い声が耳に触る。ようやく一匹の猿が投げ入れた餌を掴んだが、ただ放り投げただけだった。
あっぷるそーすアングラー
素直に、綺麗な場所、と思えた。渓流。水の音、鳥の鳴き声、澄んだ空気、青空。最も素敵なのは人間がいないことだ。この景色のなかに溶けてしまいたい。死に場所にたどり着いたあたしは、水に飛び込んだ。
工事中(出張所)
ねえ。工事が終わったら何ができるの?「工事中だよ」工事はいつ終わるの?「工事中なのさ」どうして工事を始めたの?「工事中だからさ」……工事中故に工事中あり。その着工と完成を見た者はこの世から存在を抹消されると言われる。
DF3
女神と妖魔の戦いは、ひとつの答えを迎える。魔族と飛竜、ふたつの種が滅んだ。女神は本物だったのか?女神は善か?神の言葉を翳り無く信じられるのは、神の存在に触れたことがないものだけだ。レニスは女神に下賜された剣を捨てた。
エルドラド
「見せてあげよう、エルドラドのいかずちを!」「この人…狂ってる!」「エルドラドは滅びぬ、何度でも蘇るさ!」「あんた、もうやめろ!色々限界だ!」滅びの呪文などなしに崩壊が始まっている。この人はきっとエルドラドとともに終わるのだろう、あの人のように。
ぷよまん食うカーバンクル
強く大きい存在は、人間には多すぎるパーツをもつことがある。複数の頭を持つ怪物、幾多の手を持つ神など、その例は枚挙に暇がない。目の前の怪物もまたそうであった。小さな体のどこに収納するのかというほど太く長い舌を何本も持ち、次々と前方へ伸ばした。
以前ティハヅ描くといって実現できてなかったので文章にしてみた。私のなかでティティさんの口調が定まってないのに気づいた。
たまにはアイコンの気持ちになってみました。
カーバンクルさんの渾身スマッシュまじ本気。
数々の試練を乗り越え、感動のエンディングでは中間タイトルの人AとBのひみつが明らかに!?そう、実はふたりは…
どうしてこうなった…。ADFの大澤センセくらいしか、知ってる名前ないですし。
ここにはエサをやってもスルーする、クールなサルたちが住んでいるよ。遊びに来てね!
女子高生白骨化事件発生。発見者は渓流釣りに来ていた男性で…
DSが廃刊したのは、もしかしてあそこの工事が終わっちゃったから…かもね。
妖魔たちは少なくともADFの時代までに絶滅したんでしょうな。
だれだパクリって言ったヤツは!インスパイアって言いなさい!
Q.カーバンクルの舌は何本あるでしょう。
20140102 みん コトニエイ